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(季節外れごめんなさい^o^しゅうのう)
「クリスマスプレゼント、くれよ」
そう、可愛く耳元でねだる恋人に思わず苦笑する。
光子郎の職場である。
「いい子にしか、あげません」
「!」
イイコ。その言葉に一度目を瞬かせて、ニヤリと笑った。
「今日、仕事定時あがり直帰。イイコだろ」
「そう、です、ね…」
「準備してるからお前も早く帰ってこいよ」
にっこりと微笑んで用件だけいうとさっさと行ってしまった。
「早く、ね…」
研究室に戻り、真っ先に目に付く書類の山に思わず目をつむる。
デジタルなこのご時勢になんとまあ。
目を開けた時には無くなってるといいなあとぼんやり思っていると
ぱたぱたとかろやかな音が傍を通り過ぎた。
「京、小さな子供が居るので帰りまーす」
ぱたん。
……。
軽快な音が告げるのはつまりは仕事の作業効率がさらに低下すると言う事であり。
…………。
「大きな子供が居るので帰っていいですか」
「駄目です」
…なんとか、機嫌を損ねない時間には帰りたい所である。
————————————
おまけ
研究員s「大きな子供だからかえっていいですか」
泉所長 「だめ」
武ノ内教授「娘がケーキ焼いて待ってるから帰ってもいいかな」
「「駄目です!」」
なかなか帰れないデジモン研究所24ヒャッホウ
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